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『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』(クレヨンしんちゃん アクションかめん たい ハイグレまおう)は、1993年7月24日に劇場公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズの1作目。上映時間は95分。興行収入は22.2億円。 == 概要 == 『クレヨンしんちゃん』の初劇場作品。制作が決まったのはギリギリであり、当初は2本立て、3本立てといった中篇をたくさんやるという意見があった〔『クレヨンしんちゃん映画大全 野原しんのすけザ・ムービー全仕事』P.21参照。〕。第23作『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』(2015年)が22年ぶりに記録を塗り替えるまでは、劇場版の中で興行収入が最高を記録した作品である。現在は歴代2位となっている。 原作者・臼井儀人が最も映画製作に係わった作品で、臼井は原作漫画も描き下ろした。また、タイトルと敵キャラクター「ハイグレ魔王」は臼井のアイディアである。絵コンテは、当時演出担当であった原恵一と本郷の半々で、前半の日常シーンを原が、後半の部分は本郷という分担作業を行った。脚本のもとひら了は映像化の際、自身が考えた脚本をだいぶ変えられてクレジットの自分の名前を外してくれと言ったという逸話もある。また、終盤のアクション仮面とハイグレ魔王の追いかけっこのプロットを考えたのは設定デザインの湯浅政明である。その際、最初、本郷監督が考えたプロットを見た湯浅は「面白くないですね」とバッサリといった。 「ハイグレ」とは、主人公の野原しんのすけの言い間違いから生まれた言葉で、女性用水着のハイレグを意味する。また、ハイグレ人間達のポーズは、タレントのビートたけしの持ちネタの「コマネチ」が基になっている。 本作は続編となるゲームソフト『クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲』(1994年)が発売されており、ハイグレ魔王の一味は、その後の『クレヨンしんちゃん』ゲーム作品でも何度か登場している。2011年にコミカライズ化されている。作画は高田ミレイ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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